2016.11.13
活動記録
はじめてのリビングラボ-医薬品パッケージデザインの国際比較検証
2017年1月に本格始動した鎌倉リビングラボですが、その2ヵ月前にヨーロッパのリビングラボへ協力する形でパイロットスタディ(試運転)を実施しました。
ヨーロッパですでに流通している医薬品パッケージデザインをアジア、ラテンアメリカ、オセアニア諸国の人たちがどう感じるかについて、日本での検証を鎌倉リビングラボが担当しました。
参加者の集め方、座談会や検証の進め方・手順、データの分析方法等々、リビングラボに必要な多くのことを経験し学びを得た2日間でした。
国によって色に対する印象が違うこと、医薬品を扱うのに各国でルール(法律、制度、仕組み、流通など)が異なることなどが検証からわかり、その土地の文化や歴史からくる生活様式の違いを踏まえた開発を進めるというリビングラボの意義を実感する貴重な体験となりました.